2008/2/6  23:06

広い世界の片隅に…(という歌詞がついてましたね)  映画・俳優一般

きょうのレディースデイは…みぞれと寒さに負けてすごすごと家に帰った根性なしです。

一昨日書いたことですけど、世代的にも地理的にも遠いはずの70年代前半アメリカが、なぜ懐かしく感じるか分かりました。考えてみれば、私が映画好きになった最初の頃、中学生〜高校生ぐらいに片っ端から見ていたアメリカ映画の中のアメリカなんですな、アレは。(現実が映画になって、それが日本に来て、さらに私が観るまでに少しタイムギャップがあったので)「アメリカン・ギャングスター」を観て、「うーん、これこそ映画だ!」という気分になったのも、多分それもある。

あと…「ゴッドファーザー」ほど「重厚」な感じがしない、という意見も聞くのですが、思うにそれって、音楽のせいが、相当大きいんじゃないかなあ。

前に、「マイケル・コルレオーネって、冷静に考えてみればちっとも同情したり共感したりするような人間じゃないのに、つい感情移入してしまうのは、あの哀愁あふれる音楽に騙されているからだ」とか、半分冗談で言っていたのを思い出しました。

別に「アメリカン・ギャングスター」の音楽が悪いと言っているわけじゃないのですが。やっぱり、ニーノ・ロータは偉大、ということで。



2008/2/8  21:56

投稿者:Kumiko

「ゴッドファーザー」公開時は私はまだ子供だったので、初めて観たのは5年ぐらい後にテレビ放映された時でした。(後に「PartII」と一緒に映画館(名画座)でも観直しました。)私にとっては初めて観た「大人の映画」という感じで、それで余計に印象が強いのかもしれません。でも、最近になって3作まとめてビデオで見直した時も、やっぱりすげぇ面白かったですけどね(笑)。

あの日本語歌詞にはそういう弊害があったのですね(笑)。私はタイムラグがあったので、歌詞を忘れていたのは幸いだったのかも。

「フォレスト・ガンプ」は、私もイマイチでした。あれ、原作は全然あんな感じじゃないのですよね。友達に借りて読んだので詳しくは覚えていないのですが、中国で毛沢東が溺れているところを助けて仲良く(?)なったり、サダム・フセインが出てきたり、むしろ過激なホラ話を通じて、アメリカを皮肉ったり批判したりしている感じでした。原作を読んでから映画を観たら、そういうところは全てカットした「感動もの」になっていて、なんかすごく納得がゆかなかったのを覚えています。別に原作ファンというわけじゃないのですけど…

よく私は「ストーリーは変えているけどスピリットは変えていない」という言い方をしますが、「フォレスト・ガンプ」は、ストーリーは一応原作に沿っていても、スピリットは正反対になってしまった映画化だと思いました。別に感動ものが悪いわけじゃないし、映画単体としてはよく出来ているのでしょうけど…やっぱりそういうのって、好きになれないのでした。

2008/2/7  23:28

投稿者:じゅうばこ

やがてふたりのあさがくる〜あふれるひかりがほほのなみだをうつしだす〜でしたっけ。あまりに巷によく流れたため、映画館でこの音楽が流れた時には頭の中で歌詞がついてしまって、しらけて、恨んだものです(笑)。

その上私は最初から今まで、「ゴッドファーザー」の魅力がまったくわからなかった、きっと数少ない人間で、人生損をしてるんだろうなと時々思っていました。映画は律儀に、一応全部見たんですけどね。もう不感症じゃないかと思うぐらい、感動も感情移入もしませんでした。
だからむしろ、「アメリカン・ギャングスター」を見て、やっと「ゴッドファーザー」が理解できるとっかかりができたような気がしてるほどです。そういう点では私にはいい手引き書です。もちろん「ギャングスター」はよく理解できるし、好きという以上に何だかしっくり来ます。

自分の青春と同時代ということで言うと、私は「フォレスト・ガンプ」がアメリカで大受けしたのはとてもよくわかるのですが、ああいうかたちでのあの時代のまとめ方が、すごく気持ち悪くてうんざりしました。
今回のリドリーのまとめ方は、そういう意味で、とても気分がよかったです。
まっこう勝負のようでいて、やっぱり皮肉な監督だなと随所で感じました。(うー、何言ってるのかわからないですけど、書くと長くなっちゃうので。)

それとKumikoさんが前に「ディパーテッド」を批判しておられて、それは私も感じていたことで、あの映画の面白さは劇画もどきの嘘っぽさにあるからしかたがないんでしょうけど、「何でそんなアホなことするのさ」と思ってしまうので、主人公たちの危機にもなかなか感情移入しにくいのは、「王家の紋章」っていうコミックといい勝負でした(笑)。
その点「ギャングスター」は、フランクもリッチーもバカなこと全然しないので、これがまた、とても迫力あって気持ちがよかったです。

こんな短い感想の中でアカデミー賞作品を3つも悪口言うとは天を恐れぬ所行ですが、私にとってはこれらと比べて「ギャングスター」はずっと上です。


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