2008/7/23 21:27
「ハリー・ポッターと死の秘宝」感想 ハリー・ポッター
ハリー・ポッター最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」、ほんとにほんとにようやく、日本語版が出たのですね〜。
1年前に英語版を読んだ時に書いた感想ですが、再びリンクしておきます。ネタバレを避けるためにわざと曖昧に書いていたところを、少しわかりやすく直しました。
それと、出版後のインタビューでJ.K.ローリング氏が言っていたこと(「ダンブルドアはゲイ」)に基づいた感想を、ちょっとだけですが加えました。
ネタバレなので注意してね。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kumiko-meru/hp7.htm
…ついでに、去年の7月に7巻が発売された当日の「コルベア・レポー(ト)」のオープニング
The Colbert Report 2007/7/23
スティーブンは7巻読んで泣いたって。かわいいね。(いや、私も泣いたけどさ)
1年前に英語版を読んだ時に書いた感想ですが、再びリンクしておきます。ネタバレを避けるためにわざと曖昧に書いていたところを、少しわかりやすく直しました。
それと、出版後のインタビューでJ.K.ローリング氏が言っていたこと(「ダンブルドアはゲイ」)に基づいた感想を、ちょっとだけですが加えました。
ネタバレなので注意してね。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kumiko-meru/hp7.htm
…ついでに、去年の7月に7巻が発売された当日の「コルベア・レポー(ト)」のオープニング
The Colbert Report 2007/7/23
スティーブンは7巻読んで泣いたって。かわいいね。(いや、私も泣いたけどさ)
2008/7/31 23:09
投稿者:Kumiko
実のところ、読んでから1年も経っているので細かいところを忘れかけていたので、34〜35章あたりだけナナメ読みで読み返したのですが…また泣いてしまいました。
もう、ものすごいですよねこのシリーズって。いつも思うのですが、本当に子供に分かるんでしょうか。でも多分、別に最初に読んだときに全部理解できなくても、少し成長するごとに読み返して新しい発見をする、という読み方ができる本だと思います。
もう、ものすごいですよねこのシリーズって。いつも思うのですが、本当に子供に分かるんでしょうか。でも多分、別に最初に読んだときに全部理解できなくても、少し成長するごとに読み返して新しい発見をする、という読み方ができる本だと思います。
2008/7/31 18:20
投稿者:じゅうばこ
発売日の朝、旅先で買って、重い本を一日持ち歩きながら仕事の合間に読んで、最後は帰りの新幹線の中で読み終えたのですよ。なのに、ここにコメント書く時間さえなく、欲求不満で死にそうでした(笑)。
このシリーズ、私はそんなにはまってもいなくて、最後まで読まなくてはわからないという感じでいたのですが、失望させられなくてほっとした以上に、これまでのいろんなファンタジーの中で一番と言っていいぐらい、心をゆさぶられた気がします。
最後まで読んでよくわかったのは、これ、ハリーたち子どもの物語であると同時に、親の世代のつまり大人の物語で、さらにその上の世代、つまり老人の物語でもあるのですね。成人向けで老人向けで。
以下ネタばれかも。
最後まで読んで、わあ、すごい、すごすぎるよもう、と頭を抱えたのは、私、ヒーローが何かを獲得するのじゃなく、何かを捨てるのが目的っていう点で「指輪物語」は画期的だよなあとよく言ってたのですが、ヒーローが指輪そのものだって設定、それもう、どうよ、すごすぎる。
その捨てなきゃならない指輪に、どう接して、どう育てて、どう愛して、その気持ちをどう理解するのかって話だったんですかこれは…と思ったら、もうくらくらしてきました。
Kumikoさんがおっしゃった、切なさがもう超弩級でこみあげてきます。
だいたい私、冒頭の戦いで、ハリーの眼前で出た犠牲者に、ええっとのけぞり、ものすごいショックを受け、そうきたかとか、もうこうなったら作者何でもやる気やなあと覚悟を決めたのですが。
神保町の三省堂の店頭で、白フクロウのぬいぐるみなんか横において店員さんが山積みの本売ってるのを昼頃に見ただけで、それまでに読んだ部分を思い出して泣きそうになりました。
このシリーズ、私はそんなにはまってもいなくて、最後まで読まなくてはわからないという感じでいたのですが、失望させられなくてほっとした以上に、これまでのいろんなファンタジーの中で一番と言っていいぐらい、心をゆさぶられた気がします。
最後まで読んでよくわかったのは、これ、ハリーたち子どもの物語であると同時に、親の世代のつまり大人の物語で、さらにその上の世代、つまり老人の物語でもあるのですね。成人向けで老人向けで。
以下ネタばれかも。
最後まで読んで、わあ、すごい、すごすぎるよもう、と頭を抱えたのは、私、ヒーローが何かを獲得するのじゃなく、何かを捨てるのが目的っていう点で「指輪物語」は画期的だよなあとよく言ってたのですが、ヒーローが指輪そのものだって設定、それもう、どうよ、すごすぎる。
その捨てなきゃならない指輪に、どう接して、どう育てて、どう愛して、その気持ちをどう理解するのかって話だったんですかこれは…と思ったら、もうくらくらしてきました。
Kumikoさんがおっしゃった、切なさがもう超弩級でこみあげてきます。
だいたい私、冒頭の戦いで、ハリーの眼前で出た犠牲者に、ええっとのけぞり、ものすごいショックを受け、そうきたかとか、もうこうなったら作者何でもやる気やなあと覚悟を決めたのですが。
神保町の三省堂の店頭で、白フクロウのぬいぐるみなんか横において店員さんが山積みの本売ってるのを昼頃に見ただけで、それまでに読んだ部分を思い出して泣きそうになりました。