2009/3/22  20:11

vs. CNBC...その後  ジョン・スチュワート

ジム・クレーマーとのインタビューの1週間後、ようやくというか、NBCのCEOジェフ・ザッカー(Jeff Zucker)がこの件について反応しています。

http://latimesblogs.latimes.com/the_big_picture/2009/03/nbcs-jeff-zucke.html

彼の言い分をまとめると…「CNBCへの批判はまったく的外れで、CNBCはすばらしい組織で、申し分ない仕事をしている。この経済危機を誰かのせいにしたいのはわかるが、経済メディアのせいにするのは馬鹿げている。メディアが経済危機を起こしたわけじゃない。」という感じ。

「イラク戦争が起きたのをマスコミのせいにするようなものだ。イラク戦争をすると決めたのは政府で、メディアじゃない。どちらも馬鹿げた批判だ。」とも言っていたようで…

別に誰も、メディアが経済危機を起こしたと言っているわけじゃないんだけどなあ。お天気チャンネルがハリケーンを起こすわけじゃないけど、ハリケーンの報道をちゃんとしなかったら批判されて当然でしょう。批判のポイントを外しまくっている(あるいは、わざと曲解している)ということも問題なのですが、それより…これでは、報道というものの社会的責任をまるごと放棄宣言しているような…

これをきっかけにCNBCが変わってくれれば、と望んでいる向きもあるみたいですが(http://fixcnbc.com/)まあ無理みたいですね。

<以下、ファンとしてのつぶやき>

もっとジョン個人よりの話では…(以下、いろんな意味でマニアックな話になってきますので、興味のない方は飛ばして下さい。)

New York Post紙が、この件に関連してジョンのお兄さんについてくっだらない記事(New York PostはFox Newsと同じルパート・マードックがオーナーの新聞だから、もちろん好意的な記事ではない)を書いたので、ジョンはお兄さんに電話して大丈夫かどうか聞かないといけなかったとか(<これは収録の時「Toss」の前にスティーブンと話していたそうで、見にいった人がフォーラムに投稿していた)、タッカー・カールソン(Crossfireの司会者)がどっかから這い出してきてジョンを批判したとか…

カールソンは、ジョンは「クレーマーがオバマの経済政策を批判したから、彼を批判しているだけだ」と言い、ジョンを「Partisan hack」(うまく訳せないけど、党派の利益だけを追求する人…この場合『(民主)党べったりのアジテーター』って感じ?)と呼んだのですが。

もちろん、カールソンの主張は、(1)CNBCの中でもクレーマー氏が出演することになったのは彼だけが反論してきたからで、いわば彼の方から立候補してきたわけでジョンが選んだわけじゃない (2)クレーマー氏がオバマ政権の経済政策を批判した話なんて、番組の中では一言も触れられていないし、ここでの議論とはまったく関係ない (3)そもそもクレーマー氏はCNBCでは珍しく民主党支持の人で、オバマに投票したと公言している(経済政策には反対かもしれないけど) (4) ジョン自身、オバマ政権の政策の中でも、おかしいと思ったことは批判している(たとえばこの間、オバマ政権の「退役軍人の戦闘で負った傷の治療でも、民間健康保険を使える人にはそっちを使ってもらう」という法案について、すごい痛烈なセグメントをやっていた)
…という理由で簡単に退けることができるのですが…

それより、ちょっと面白いと思ったのは、「Partisan hack」というのは、Crossfire事件の時、ジョンがカールソンに対して言った言葉、そのまんまなんですよ。ひょっとしてこの人、あれから4年半もの間、「あの時、『あんたこそPartisan hackだ!』って言ってやればよかったなあ」と、ずーっと悔しがっていたのかなあ、と思うと、ちょっと笑えるような。こんなに嫌なやつでなければ、ちょっと可哀相に思うところなんですが。

これを「サインフェルド」のエピソードに例えている記事があって、このエピソードは見ていないんですが、読んだだけで笑ってしまいました。

ま、とにかくジョンにとっては大変な1週間ではあったようです。

でも、がんばったご褒美(?)か、先週の木曜には敬愛するブルース・スプリングスティーンがゲストで来て歌ってくれたし(ただのファンボーイになっているジョンが可愛かった)、今週はお休み、ということで…

…ということは、この次のエピソードは、私が見に行くはずのエピソードなのね。わー、なんか知らないけど焦る。果たして無事に見られるんでしょうか、私…




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