Dear Friend,Gentle Heart
藤圭子「明日から私は」  テレビ/映画

なかなか、書けなかったが。

藤圭子が死んでしまいました。

62歳。


天性の素晴らしい声と、歌の才能、そして美貌。

「天は二物を与えり!」

なんて、デビューの頃はマスコミに囃されたものですよね。


ごろ寝は、コンサートに行ったり、レコードを買ったり、

おっかけしたりするようなファンではなかったですが、

あの歌声には心から魅了、圧倒されていました。

私は彼女についてほとんど知りませんでしたが、

テレビのニュースで自殺を知ったとき、思わず、

「ああ、だめだったか。。。。」と思った。。。


こんなことを書くのは不謹慎かもしれない。

でも、この稀有の天才歌手が、いつか、

そんな悲痛な最後を迎えそうな気がしてならなかった。


『明日から私は』(1973年3月25日)
作詞:山上路夫/作曲:鈴木邦彦/編曲:鈴木邦彦 作詞:山上路夫
http://j-lyric.net/artist/a002092/l003e14.html


1973年、今から40年前。

ごろ寝19歳の夏休み、自動車教習所に通ってました。

その教習所の送迎バスの中に、流れてきたのがこの曲でした。

初めて聞く曲と詩、その歌声のあまりの素晴らしさ!

説得力!

ごろ寝は、昼下がりの物憂いガラガラの送迎バスの中から、

妻ある人を愛し、しかしその彼をじっと耐えて待つ妻を思い、

ついに身を引こうとするそんな辛い淋しい人生を選ぶ女の世界に、

一気にぶっ飛んでしまい、

憑かれたように一気に覚えて、暗く口ずさんで帰りました。


今でも好きで鼻歌でしょっちゅう歌います。


あのときに、あの歌声に、

自分と3つしか違わない若い歌手の

深い救いようのない空虚な、

乾ききった洞のような心を子供心に垣間見たような。

ずっとそんな気がしていて。


へんでしょ。

おかしいですよね、ありえないですよね。


だけどその後のいろんな報道もまばらにですが、

ますますそれを裏付けるような内容ばかりで。。。。


天才って、できちゃうんです、歌えちゃうんです。

心が病んでいても、心ここになくても、

嫌でも、歌えちゃうんです、わかっちゃうんです。


今までの人生のどこかで、

ふと、出口が開けるときがあったかもしれないが、

ついに出ることが出来ず、暗い洞の底に落ちてしまった。

私は一介の、ただのファンの端くれの端くれですが、

あの最期がとても悲しいです。悔しいです。

残念です。


そしてそんな天才の娘、やはり天才の宇多田ヒカル。

彼女の行く末がとてもとても心配です。


稀有の大天才が、

この平凡なごろ寝のように、テキトーに、

ノー天気に生きられるわけもないとは思うけど。


♪愛せないのよ 愛せないのよ

              もう これ以上♪

いい歌だった!

そして、凄いといってもいいほど、うまかった!


藤圭子のご冥福と、宇多田ヒカルのお幸せを心より祈ります。




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