寝坊の朝は ゴタク
暖冬で暖かいとはいえ、
朝はやっぱり起きるのがツライ・・・。
ちっ 寝坊だ、間に合わん。
しかたない。
タクシーで行くか。
捕まえたタクシーに乗り込みざま、
「○○通りへ出て、××警察 まで行ってください。」
出来るだけ低い落ち着いた声で話すのがベター。
すうっと気持ちよく走り出したタクシー。
タクシー代もったいないけど、まあ、しかたない。
寝坊した自分が悪いのだ。
バックミラーに映る運転手が何か問いかける。
ここを右折していいかと聞いているのだ。
「ん?あ、いいですね。お願いします。」
余計なことは話しかけないし、話しかけられない。
××署が近づいてきた。
早いなあ、普段の3分の1の時間で着いちゃうの。
「横付けしなくていいから、その信号の手前で、
止めてください。」
うっ、やべえっ、1万円札しかないっ!(汗汗汗)
「すみません、細かいのなくてね、これで。」
あくまでも落ち着いた低い声で話すのがベストだ。
運転手さんが、ごぞごそキョロキョロしはじめた。
「あ、おつり、ないですか?いや、もうしわけない!」
とにかく、あくまでも落ち着いた低い声で・・・・。
「いえ、大丈夫っす!すみません、ちょっとそこで、
両替してきますから。待っててください!」
運転手さん、いい人だ。
「悪いなあ。ごめんね〜(^^)」
駆け足でコンビニへ飛び込む運転手さん。
もどってきたその手には、白い買い物袋が。
なにか買い物してきたのだろう。
「申し訳ありませんでしたね。お手数かけちゃった。」
「いえ、お待たせして申し訳ありませんでした!
ご乗車ありがとうございました!」
「どうもね〜」
今朝も、朝から気持ちいいです。
あら?まだあのタクシー停まってる・・・。
いかん、こっち見てるな、ちぇ・・・・。
しかたない、一応警察のほうに歩いていこう。
やだ、まだ停まってるよ、なんで?
警察署に入るわけにはいかんだろうがっ!?
あ、そうだ!ドトールだ!
踵を返し、ドトールへ逃げ込んだ。
あくまでも、落ち着いて・・・・。
ガラス越しに、タクシーが去ったのを、
しっかり見届けてから、そそっと職場へ。
最後まで気を抜かず、手を抜かず。
寝坊の朝は、サスペンス。
朝はやっぱり起きるのがツライ・・・。
ちっ 寝坊だ、間に合わん。
しかたない。
タクシーで行くか。
捕まえたタクシーに乗り込みざま、
「○○通りへ出て、××警察 まで行ってください。」
出来るだけ低い落ち着いた声で話すのがベター。
すうっと気持ちよく走り出したタクシー。
タクシー代もったいないけど、まあ、しかたない。
寝坊した自分が悪いのだ。
バックミラーに映る運転手が何か問いかける。
ここを右折していいかと聞いているのだ。
「ん?あ、いいですね。お願いします。」
余計なことは話しかけないし、話しかけられない。
××署が近づいてきた。
早いなあ、普段の3分の1の時間で着いちゃうの。
「横付けしなくていいから、その信号の手前で、
止めてください。」
うっ、やべえっ、1万円札しかないっ!(汗汗汗)
「すみません、細かいのなくてね、これで。」
あくまでも落ち着いた低い声で話すのがベストだ。
運転手さんが、ごぞごそキョロキョロしはじめた。
「あ、おつり、ないですか?いや、もうしわけない!」
とにかく、あくまでも落ち着いた低い声で・・・・。
「いえ、大丈夫っす!すみません、ちょっとそこで、
両替してきますから。待っててください!」
運転手さん、いい人だ。
「悪いなあ。ごめんね〜(^^)」
駆け足でコンビニへ飛び込む運転手さん。
もどってきたその手には、白い買い物袋が。
なにか買い物してきたのだろう。
「申し訳ありませんでしたね。お手数かけちゃった。」
「いえ、お待たせして申し訳ありませんでした!
ご乗車ありがとうございました!」
「どうもね〜」
今朝も、朝から気持ちいいです。
あら?まだあのタクシー停まってる・・・。
いかん、こっち見てるな、ちぇ・・・・。
しかたない、一応警察のほうに歩いていこう。
やだ、まだ停まってるよ、なんで?
警察署に入るわけにはいかんだろうがっ!?
あ、そうだ!ドトールだ!
踵を返し、ドトールへ逃げ込んだ。
あくまでも、落ち着いて・・・・。
ガラス越しに、タクシーが去ったのを、
しっかり見届けてから、そそっと職場へ。
最後まで気を抜かず、手を抜かず。
寝坊の朝は、サスペンス。