たまたま、月刊誌チェックをしていて、WOWOWだとかスカパー!だとか、地上波(は、最近まったくないけどね)の録画予約をまとめてしておりました。
だいたい、月末に来月の番組チェックをするのです。そして録りためる。やはり老後の楽しみかぁ?笑
で、WOWOWで「エンジェル・スノー」とやらを録ったので、さっき洗濯物をたたみながら観ていました。洗濯物がたたみ終えて、アイロンかけがすんで、ベッドメイキングが終わっても(PCを持ち歩いておりましたわ)なおも観てしまい、結局最後まで観てしまいました。
途中から、号泣です。
前半コミカルで楽しくて、後半から静かに流れて行く・・・。
・・・子供が欲しくて欲しくて仕方がないジヌォンが結婚して6年になる優しくて穏やかな夫ソギュンと、最後の人工授精にかける。
子供が欲しくて欲しくてって気持ち、私達にもあったから、「おめでたです」と言われたときの喜びはよくわかる。いや、それ以上だったのだろうなぁと、ひどく感情移入。
ちょっとやりすぎだぞ!と思えるくらいのまだ見ぬ子への期待、わかるなぁ。(T_T)
そして後半、宿った愛児は無脳症だった・・・。
悩みに悩んで、二人はその子を産むことにするのです。例え1日の命でも父となり母となることを選ぶ。その時から、すでに二人は親なんだと私は思いました。
その手に抱けないかもしれないとわかっている子の成長を、二人は静かに見守るのです。もうね、このあたりから顔グチョグチョ。
わかるじゃない。産まれる前でも産まれてからでも、その絶望感と、立ち直りと、静かな愛と・・・。そして、子供への強い愛情。
ごく一般的な子育てでももちろん得られるだろうけど、おそらくきっと、それよりももっと強くて、深くて、自分の人生観や価値観を変えてくれる子供の存在。
ソギュンとジヌォンの二人は確実に親として人間として成長していっているのです。何より大きな優しさが満ち溢れている。
そして、愛児ユンジンを、二人で見送る。涙なしには見られないシーンです。
雪に象徴されるように静かな時間と優しいメロディが包み込んで、改めて、我が家にノブが産まれてきてくれた意味を感じました。
そんな映画です。何も思わず録った映画だったけど、これは良かった。
韓国ドラマはあまり好きじゃないREIKOですが、何度も言うけど韓国映画は秀作が多いです。

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