☆村山聖九段は大局観と書くのがスキだったようだ。祝賀会のときに色紙に書かせたらうまいのでびっくりした。習ったことはないそうだ。
ヒント と金を生かす攻め
村山聖の思い出No10
作家の黒川博行さんとは村山聖の取材で知り合った。どうも村山聖が取材にならない?ので、私に協力をということだったみたいだ。新四段の頃に、「たいていのことは断ればいい。もしも困ったら師匠にそういわれていますと言えばいい」そう教えてあったのだ。そのままを伝えたようで、黒川さんにとっては村山聖の取材ななのだが、私の方への取材が主になった感じでもあった。
村山聖への取材は何を聞いても「はあ」か「いえ」だったそうで、お手上げだったみたいだ。
無頓着に見えるが、村山聖は曲者で?なかなか人間を見る目が厳しかった。相手に応じて話をしているフシがあった。当時から困ったら、「師匠に言われています」で応対していたようだ。私の知らないことまで勝手に決めていることもあった。
私は気がつかなかったのだが、知らない間にある面で私の影響はあったらしい。そして私も村山聖の影響はあった。
第2問解答
▲4六歩
▲4六歩に△5四銀は▲6四とが厳しい。そこで△1八馬だが強く▲4五歩が好手。△2七馬となってまた次の一手だ。

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