<第1問>★★
ヒント
後手が△4三金までの局面です。ここでどう攻めるかですが、手筋の攻めを使います。
<第2問>★★★★
ヒント
終盤戦では駒の損得よりもスピードです。ここでどう寄せの構図を描くかですが、五手一組の手順を考えて下さい。
<第1問 解答>▲2二歩
▲2二歩が正解です。△1三桂ならそこで▲3四歩△同金▲3八飛と攻めます。実戦は△5六歩▲3四歩△同金▲3八飛△3五歩▲2一歩成と進み先手有利です。
☆▲2二歩の筋は遅いようでも、確実な攻めです。狙いは桂得と飛車先を破る、そして角に紐がつかなくなるのが利点です。
<第2問>▲9一角
▲9一角△7一玉▲5二銀成△同角▲6三桂が五手一組の手順です。以下△同歩▲同歩成△同角▲同香成△同金▲8二角(王手銀取り)で先手勝ちです。
▲同歩成に△同金も▲同香成△同角▲5三金で一手一手の寄りです。
☆終盤の寄せ合いでは、玉を狭い方に追い込む、または挟撃の攻めが効果的です。

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