2007/7/17
☆「実戦次の一手」も明日で700回を迎えます。最近はほとんど私の過去の実戦からの出題ですが、正解を探すのとは別に、その局面での急所を見る、それがテーマです。
今回は「大駒の捌き」が主眼です。穴熊の戦いは特に大駒の捌きが大切で、この戦いが勝敗を分けます。捌きのコツは、相手にも指させる感覚でしょうか。自分だけいい目をしないで、五分の捌きを目指すことがいいですね。
<第1問>中級★★★
<ヒント>当然、反発します
<第2問>中級★★★
<ヒント>あわてないで対処します
<第3問>初中級★★
<ヒント>読み筋です。この一手しかない。
<第1問解答>▲4五歩
△同銀▲3五角と角を捌きます。
<第2問解答>▲6六銀
△5六飛なら▲4五馬がある。
<第3問解答>▲5五銀
△同飛▲同歩△7六馬なら▲4五馬と銀を取り返す。
△2四飛▲6六馬△7七馬▲4五馬と進み先手充分。

0
※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。