6月のPS+は、スターウォーズバトルフロント2!
発売当初は、前作があまりにもクソゲーだったがために
対して話題にもならず、ひそかなVUを重ねて、それなりに遊べるようにはなったらしい。
そもそも、前作がクソゲーと評されたのは
グラフィックや音楽の再現性は素晴らしかったのに
ストーリー要素は一切なく、STARWARSの皮だけ被せた
よくあるTPSシューティングゲーム
に他ならなかったわけで、個人的に期待していたのは
STARWARSの英雄ごっこがしたかったわけで、誰が好き好んで
やられ役の一般兵をやりたがると思ってるんだ!!!
と思ったわけですよ、実際問題、あまりにもSTARWARSファンを馬鹿にしたつくりとしか思えない
中身スカスカな仕様のおかげで、トレーラー発表のときは話題になったのに
体験版を配信した時から暗雲が立ちこみ始め。
製作者の「どうせ最終的にオンラインゲームしかやらなくなるから
一人用モードは最初から削除した。」との発言で決定的に評価が下がる…
TPSシューティングとしても、特に面白い要素がある訳でもなく
あっという間に過疎ってしまった悲しみのゲームとなってしまった。
その反省を踏まえてなのか、バトルフロント2では待望の
オフラインでのキャンペーンモードが追加された。
今回は、キャンペーンモードをクリアしての評価となります。
★STARWARS BATTLE FRONT2 55点
ストーリー的には映画のジェダイの復讐にあたる、エピソード6の終わりから
エピソード7に繋がるストーリーになっており。
帝国軍の特殊部隊インフェルノ隊のコマンダー、アイデン・ヴェルシオ
となり、共和国軍の戦艦に捕虜を装って潜入するところから始まる。
帝国軍の為に尽力してきたアイデンだったが
自分の生まれ故郷の星ですらターゲットにする帝国のやり方に疑問を持つこととなり
同僚の一人である、デルと共に共和国軍に加わる事となる。
エピソード6の裏話的なストーリーで始まり
皇帝亡き後の帝国軍がどのように変わっていったのか
共和国軍のその後などが描かれており
映画ファンならニヤリとするような演出がふんだんに盛り込まれております。
★映画でお馴染みのキャラを操れる喜び
キャンペーンモードでは、主人公であるアイデン以外に
スタウォーズのEP4〜EP6の主要キャラである
ルーク、ハンソロ、レイア、ランドなどを操作する場面がある。
これらのキャラは、主人公のアイデンよりも強めにされており
ただのブラスターでも、ガンガン敵を倒していけるぐらいの強さを持っていて
SWファンならにやりとしてしまう演出が続いていき
ファン向けのストーリーとしては、本当に良く出来ている。
前作での一番の不満点だった、SWを一兵卒じゃなくて
英雄視点で楽しみたい!という気持ちには十分に応えていると言える。
グラフィックも素晴らしいし、Xウィングによる空中戦も良く出来ている。
雰囲気ゲームとしては、ファンも納得の出来栄えと言えるだろう。
★だがゲームとしては…
映画ファン向けとしてのキャンペーンモードは悪くはない
悪くはないが、物足りない部分が多々あるのも事実。
まず一番の問題点としては…
所謂ボス戦と言うものが存在せず、盛り上がりに欠ける
一番の盛り上がりが、雑魚敵を大量に沸くところってどうなんよ?って話でして
折角、英雄たちが操作できるというのに
ほぼ雑魚戦しかないというのはゲームとしては致命的ですね。
世界観に拘る事は悪い事ではないですが
拘りが変な方向に出てしまうと退屈なゲームになってしまう
良くも悪くも、オンライン対戦のゲーム性に思いっきり引っ張られているので
キャンペーンのゲームは、演出は良いなあと思っても
ゲームとしては、かなり退屈な部類に入りますね。
※結局はオンラインゲームです
前作での不満点をある程度解消してるとは言えますが
結局の所、オンラインゲーム部分がゲームの大半を占めるので
そちらがメインの目的でないと正直な話クソゲーに半分足を突っ込んでいます。
キャンペーンは、ストーリー展開とかは思いっきりSWしてて良いのですが
話自体がかなり短いし、何よりゲーム内容が基本雑魚戦しかないので
こちらがメインの目的で買うとかなり後悔する内容になっています。
オンラインの方は、ヒーローVSヴィランモードがあったりとそれなりに充実しているし
楽しめると思いますが、一人用ゲームとしては凡作ですね。

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