12月のPS+は、ジャストコーズ4その内容とは言うと
11月のPS+ホロウナイトの見た目は可愛いけど中身はハードは対照的に
見た目はシリアスだが中身は空っぽのバカゲーである
★ジャストコーズ4 45点
元CIAエージェントであるリコ・ロドリゲスは
数々の独裁国家で革命を成功させてきた
科学者だった父親の痕跡を追って、独裁国家ソリスにやってきたリコ
しかし、ソリスの独裁者エスピノーサとその軍隊ブラックハンドに
科学技術を利用され、行方不明となっていた。
エスピノーサに反発する勢力カオスアーミーのミラとの協力の元
ソリスを独裁から解放するために、自身の父親の秘密を探るために
左手に着けられた
「グラップルリング」
を使って
強大な敵と戦っていく。
★特徴的なグラップルリング
グラップルリングは、ワイヤーを飛ばして張り付いたり飛び上がったり
風船を取り付けて飛ばしたり、爆発させることもできるトンデモ兵器である。
主人公であるリコは普通の人間でありながら。
広大な世界を、その身一つで飛び回る事が出来る。
ジャストコーズの世界は、非常に広大で
車やバイクはもちろん、ヘリコプターや船舶、
果ては戦闘機や戦艦まで乗る事が出来る。
プレイヤーがやれる事が非常に多く。
グラップルリングも様々な設定が可能で
グラップルリングを使って、貨物コンテナを打ち上げながら
コンテナ自体にリコが乗る事が可能ともいう
プレイヤーの自由度や想像力が活かせるゲーム設定になっている。
基本的にはTPSシューティングでありながら
やれる事の多さで、それぞれの楽しみを見出すのが特徴となっている。
後半は、ストーリー面を…
★ド派手なんだけど…
ストーリー展開や、ゲーム自体はとても派手派手なゲームである。
なのだが、
登場人物は基本的にキチガイしかいない
そもそも、主人公からして完全に私怨で動いているし
銃で撃たれてもすぐに回復するぐらいタフだし戦車砲も1発ぐらいなら耐えるし
ヘッドショット食らってもよろけるだけな超人だし。
ヒロインのミラも父親を連れ戻すという点だけで
クーデーターを起こそうとしているぐらいにいかれてるし
協力者の映画監督や、考古学者も頭おかしい依頼しかしてこない。
そもそも独裁国家のソリスが、ロケーション的にリゾート地ぽくて
クーデーターが起きるほど酷い独裁には見えないのがまたw
まあ、そんな傍目には南国の素敵なリゾート地ぽい所を
縦横無尽に暴れまわるのが一番の売りだから仕方ないのかもしれないけど
違和感は常に付きまとう感じ。
一見平和な街に突如始まる戦車とかヘリが飛び交う戦闘が始まるのは
どっちが悪人なのやら…と疑問に思う所が多々あるw
★豊富なロケーションとうっすいイベント
ソリスのロケーションはリゾート地ぽい所があったり
工場や空港、スラムみたいなところもあるし
砂漠や雪山、自然あふれる密林地帯など非常に多岐にわたる。
グラップルリングとやパラシュート、各乗り物を使い
飛び回ったりしてミッションをこなしていくわけだが…
ド派手なロケーションに比べると、ミッション自体は
只管お使いミッションである。
電源を破壊しろとか、コンソールを起動しろとか
護衛をしろとかの指令をクリアしていく。
数パターンぐらいのミッションを違うロケーションでこなしていくだけで
盛り上がりに関してはあまりない。
ボス戦みたいなものもないし、リコの超人ぷりに驚愕するだけで
どっちが酷いやつなんだと考えてしまうほどw
基本的に、ブラックハンドの武装を強奪しつつ戦っているので。
やっていることは完全にテロリズムなゲームなのである。
そして頭のイカレタ登場人物のストーリーは
メインミッションだけを追うと数時間でクリア出来るぐらいに少ない。
とはいえ、このゲームの場合はサイドミッションやら
各地で、無限に沸く敵との戦闘が中心なので良いという事なのか?
チャレンジミッションは、面倒くさくなるレベルで一杯あるので
そちらを楽しんでくださいって事なんでしょうね。
★人によってハマるハマらないの差はある
上記の通り、強大な敵を打ち破っていくカタルシスがあるゲームではない。
メインストーリーはオマケみたいなもんで
綺麗な街並みをどれだけ破壊しつくしそうが文句を言われることのない本作は
プレイヤーの思うがまま、破壊衝動に浸れるのが最大の売りなのだと思う。
…と言う訳で、個人的には全くハマれないゲームでしたw
平和に暮らしている人が滅茶苦茶いるように見える世界観を
破壊したいという衝動は正直無いんですよね。
そもそも敵の首領であるエスピノーサの影が薄すぎて
まっーたく「こいつを倒してやる!」って気になれなかったんですもの…
とは言え、広大過ぎるフィールドを自由に飛び回り
何でも出来るというゲームは、そうそうないので
ゲーム本編とは関係なしに、色々やってみたい人には
ハマるんじゃないかと思いますね。

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