樟(クスノキ)  樹木・花

国立S病院の正面玄関前に樟がある。
病院の歴史とともに歩んできた樹齢60年以上にもなる大木だ。
「薬神」としてずーっと病院を見守ってきた樟である。

その樟が伐採の危機に瀕している。
新病棟の青写真が完成している今となっては、もう何を言っても始まらないとは承知の上で言わずにはいられない。
「病院のシンボル的存在なのに、何とかならないものでしょうか!?」
院長に直訴した。

「薬神ということは百も承知。が、移植には費用がかかりすぎる。それについては何度も説明したでしょう」
「でもあきらめきれません。伐ってしまえばおしまいです」
「心情的には樹木はできるだけ残したい。だからせめてリハビリ病棟(中庭)の樟は残そうと考えている。何も考えていないのではなく、正面玄関前の木のことは苦渋の選択だ。今後は新しい植栽に配慮していく」

ということは、別な樟だけれど残せる見込みは大きい。
その樟が、やがては京都大学のようにシンボルとなってくれればよいのだが…。

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4月撮影 この樟がまもなく消える
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