今朝、知り合いの「材木店」が倒産したという話が舞い込んだ

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先週の金曜日、18日に「会社更生法」の適用を申請したと言う話だ。
正式なルートではなく伝え聞きなので不正確だと思うのだが、たぶん「会社更生法」でなく「民事再生法」の申請だと思う。
まぁ、いずれも
「事実上の倒産」には違いないが・・・・。
実は、今、お世話になっている工務店さんがこの「材木店」と取引があり、今朝一番で「代金を先払い」したところ、この話が飛び込んできたらしい。
もっとも、取引の中間には「商社」が介在しているので、正確に言うと「商社」に支払いをし、その後、倒産した材木店から材料が入る段取りだったらしい。
だから、その商社が「責任をもって」他の材木店から調達をして納品をすることを約束してくれたとのことで、一安心だ。
年明けから株価も不安定で、景気の先行きが不透明な中、実は現在、我々
「建設業界」の中では
「官製不況」と言う言葉が飛び交っている

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筆者も一時は「おいしいネタ」だった、あの
「姉歯事件」をキッカケに、昨年6月に「建築基準法」が改正されたのだが、コレが
「お粗末」の一言

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実務を知らない
「官僚が作った法律」だから、設計事務所や工務店が混乱し、結局、そのしわ寄せがエンドユーザーに行く・・・・という図式だ。
「偽装をさせない」という大義名分には賛成なのだが・・・・・

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筆者、いちおう、この世界でメシを食っている人間であるから、どこからかイヤガラセが来るかも知れないのでこれ以上は詳しいことは書かないが・・・・

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しかし、我々は「倒産」ともなれば、家・屋敷は無くなり、中には「自らの命を絶つ」人までいるのに、官僚や所轄大臣は「責任感・切迫感の無いお詫び」を繰り返すのみ。
今後も、この「官製不況」による倒産・不況が「建設業界」のみならず、不動産業界・耐久消費財業界・飲食業界・物流業界へ波及して行くであろう。
そして、官僚は「責任を取ったふりをして」天下っていくのである・・・・・

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