「(進藤さん)ねぇ…これでいいんですか…」
「(川村さん)ふむ……」
「(僕)何が…?」
「(進藤さん)いや、だからあなた達、やたら盛り上がってたじゃないですか?島原は三人部屋だ!って…」
「(川村さん)ふむ…」
「(僕)ふむ…」
「(進藤さん)それが、川村さんは携帯ゲームしてるし…」
「(川村さん)ふむ…」
「(進藤さん)鎌倉さんは何故か上半身裸にアーミーパンツでベッドに転がってるから、まるで戦地で休息とってるベトナムのアメリカ兵みたいになってるし…」
「(僕)ふむ…」
「(川村さん)あれ?やっぱり進藤さん僕らと一緒にぱーっとやりたかったんですか!?」
「(僕)あれあれ!?進藤さん!?」
「(進藤さん)いや、別に、やりたくないけど…」
「(僕)やりたかったんじゃないの!?」
「(川村さん)じゃあとりあえずテレビでもつけますか!?」
「(僕)そうね!そうね!なんかお笑い番組でも見てパーッと盛り上がりますか!?」
「(進藤さん)いや、つけなくていい。つけなくていい。」
「(川村さん)じゃあ、寝ますか!」
「(僕)あ…俺ちょっとゲームやってから寝るわ」
「(進藤さん)いいのね!?君達、これでいいのね!?」
「(川村さん)鎌倉さん、そろそろ天下とっちゃって下さいよ!」
「(僕)あ!今、天下とってるところよ。」
「(川村さん)あ、ゲームじゃなくて役者界でですよ…」
「(僕)ほっほっほっ…」
「(進藤さん)いいんだな…君達…」
「(川村さん)ぐぉーごーごーごー…」
「(僕)《ピコピコピコピコ…》」
「(進藤さん)おやすみなさい…」
「(僕)《ピコピコピコピコ…》」


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