商店街を行く。どうやらこの商店街あげてのハロウィンパーティーが行われるらしい。可愛い悪魔やモンスターに扮した小さな子ども達がお母さんに手を引かれて歩いている。
そんな中にふと、お姫様に扮した女の子。この女の子、頭につけたティアラのサイズが大きすぎたのか、ティアラを上げても上げてもティアラが半天して目元に落ちてくる。が、目元に落ちてきたティアラはもはや、王候貴族の高貴な髪飾りではなくただの派手なサングラスである。
上げても上げても落ちてくるティアラ。その度に女の子は変身する。
【お姫様】→【ツッパリ】→【お姫様】→【ツッパリ】→【可愛い】→【イカしてる】→【可愛い】→【イカしてる】→
ごめんね…。あなたが楽しみにしてた晴れ姿に笑いをこらえられなくて。

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