今日は地元熊本の演劇鑑賞会の方々と、終演後、交流会。
「熊本の人は別に上品な訳ではなく、単に照れ屋なんですよ。」
同じテーブルの隣の方がそう話し掛けてくる。
ん!?それは…
「ブログ読ませてもらってます。山葵です。」
あぁー!どうも。どうも。九州ではこういう現象に時たま会う。顔や本名は存じないが、向こうは知って下さってる。デジタルな世の中ならではの事。
交流会中はお客さんと話に華が咲く為、あまり食べられない。交流会後、お腹がすくのはいつもの事である。
ラーメンを食べに一人ぶらつく。僕はどうも『中々』のラーメンが気に入っている。足より先に頭が『中々』に向かう。
僕は別にラーメン大好きっ子ではない。東京でも気が向いた時にしか行かない。しかし九州は違う。つまり…
『替え玉』…この国では国民的人気メニューのラーメン。故に、もはや僕が『替え玉』について説明する必要もなかろうが、あえて説明すると、要するに『麺のオカワリ』である。このシステムは豚骨ラーメン独特のもののようである。勿論、例外な店もあろうが。 この『替え玉』が妙に好きなのだ。『替え玉』前提で店に入る為、具やスープは残しながら一杯目をあける。そして麺のなくなったスープに新たに注文した替え玉を入れる。また豚骨ラーメンは他のラーメンと違って麺が真っ直ぐで固めなのも、妙に好きなのだ。
僕はラーメンを食べに行ってるのではない。『替え玉』を求めて行くのである。

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