作:鬼頭莫宏
えっー!!。
TVアニメにするの?。
アニメ化は、アニメ化でも、内容的にOVAになるもの、と予想してました。
それで、制作はGONZOですか!?。
http://bokurano.jp/
アニメの監督さんは、
森田宏幸氏。監督作は、「
猫の恩返し」だけ?。もしかしてTVシリーズは、初監督?。未知数ですね〜。
正直、「
猫の…」は、微妙な映画でしたし。
「
良い」方に転んでくれる事を期待しますが、原作マンガも終わっていない事ですし、多分……。
このマンガは、背景とか余分な情報を削ぎ落とし、圧倒的に“
白い”中で、注目させたいキャラクターを中心に配しておき。そのキャラの独白世界の中に、読者をも放り出しておいて、その上で、精神的に追い込まれているキャラの心情を爆発させる。
そういう、独特の癖のある構成だからね。
アニメ、特にTVシリーズには、向いてない様な気がしますね。その辺をアニメで、どう処理するか?。
GONZO及び
森田監督の手腕に、期待してみます。
さて。
この単行本6巻目の方ですが、戦い自体は相変わらず悲惨で、この巻でも、一人パイロットの少年が犠牲になります。
一方で、自らのいる世界の構造に疑問をさしはさむなど、周囲の大人達にも動きがみえ始めた感じ。
で、子供達を犠牲に差し出しながらも、大人達が、世界を生き残らせる為に足掻きつつ、世界を作って維持しているのは“大人”なんだってのが、メインのストーリー・ラインとして、みえてきた感じかな?。
あくまで歴史は、「大人」が、次の世代の「大人」へと世界をバトンタッチして行くものだ、という事かな…?。

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