「クリスタル ブレイズ EPISODE・03 tvk」
アニメ感想
見目の好い女が続々と登場しては、互いの腹を探り合ったり、利害関係を秘めながらも、主人公(の探偵)とあっさり肉体関係を結んでしまう展開は、往年の
大藪春彦氏や
勝目梓氏の諸作品と、同質のインモラルさが薫っていて、結構、好きです。
惜しむらくは、作画が海外丸投げの様で、毎度いまいち状態なこと。アクションがない分には、ギリギリ観れるのだけれども、情事の後の女体描写とか、もっとエロティシズムを湛えたけだるい空気を漂よわせてくれれば、観ていて、なお嬉しいのだが…。
ストーリーも、構成はともかく、個々の台詞などは配慮に欠けてるよね。
あのような場合、「
日中から」ではなく、「昼ひなかから」が慣用的用法だし。「
抱き逃げ」ではなく、普通に使う「やり逃げ」や「ただマン」等の方が、セ○クスしちゃった後での、女トップ屋の不本意さや、体を許した男への馴れと下衆さが表現できて、逆に良いのでは?、と思ったけど…。
でもパターンなら、女記者や婦警など、この手のヤラレちゃう展開では、情報源として都合の好い様に使われている事を自覚しながらも関係を絶ちがたく、ズルズルと引きずってしまう展開かな?。また看護婦の
モニカは、主人公を誘惑するようなら敵方のスパイだろうし、そうでなければ、主人公と直接には、深く関わらないのがパターン。
何となく捨て難い感じのアニメなので、一応、視聴継続予定。
http://anime.biglobe.ne.jp/crystal-blaze/

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